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side貴方
くすくす笑っていると真っ赤になった十四郎に「笑うな!」と怒られた。
その後彼は照れくさそうに頭を掻き、あのよ...とポツリ声を零す。
「…お前、前に広場のでっけーツリー見に行きたいって言ってただろ?」
「?うん、あのおっきなクリスマスツリーでしょ?見に行きたかったけど、あそこカップルがたくさんいるからさ」
一人で行くと流石に浮いちゃうよ。
あと可哀想な目で見られる。
そんな悲しい思いしてまで見に行きたい訳じゃないし、大きいから全部は見えないけど一応先の方は遠くから見る事ができる。
だからいいや、と諦める事にした。
それがどうしたの?と聞くとまた顔を赤らめた彼。
「……その…お前が見に行きてぇって言うなら、俺が一緒に行ってやってもいい…///」
「へ…いや、いいよそんなの。遠くからでも少しは見れるし。そんな無理して行かなくても…」
「っ無理なんかじゃねぇ!!///…〜ッだーもう!来い!」
「え、ちょ…十四郎⁉」
「…っ俺が!!//お前と…見に行きてぇんだよ///」
「え…」
だから行くぞ、と強引に腕を引っ張りずんずんと歩く彼。
後ろからでも分かる程耳や顔は真っ赤に染まり、本人も自覚しているのか引っ張ってない方の手を口元に当てている。
「………十四郎」
「……んだよ」
「ありがとう」
「…ああ」
優しい彼の事だから、きっと遠慮してる私を気遣ってくれたんだろうな。
強引だけど引っ張ってくれる手は暖かくて、思わず頰が緩む。
広場へと着くと本当に周りはカップルばかり。
十四郎はなるべく端へ連れて行ってくれて、そこで二人、キラキラと輝くツリーを見上げた。
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かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!いえいえ、リクエスト下さって嬉しいです!!是非これからもよろしくお願いします!! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» 三人でお願いします!俺なんかのリクエストを聞いてくれてありがとうございます! (2018年1月8日 17時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!そらるさんとうらたぬきさん三人で…でしょうか?それともお一人ずつでしょうか…? (2018年1月8日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» レス返してくれてありがとうございます!リクエストの件ですが出来れば「その笑顔に、釘付け」の夢主とそらるさんとうらたぬきさんでお願いします!長々と失礼しました!これからも応援しています!頑張ってください!大好きです! (2018年1月8日 11時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます!!またかっぱの子の裏短編集で書かせていただきますね 笑 (2018年1月8日 11時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年12月22日 16時