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sideロー
疑問符を浮かべるAに呆れてため息をつく。
……ふざけんな。
ずっと我慢してきて、ようやく手に入るって思ったんだ。
これ以上我慢するときっと狂ってしまう。
「……A」
「ん？」
「お前、俺の事どう思ってる」
「？好きだよ？大切な…弟、みたいな感じかなぁ」
「………………」
「ふふ、でも今は背も抜かされちゃったしこんなにかっこよくなってるんだもん。私が弟っていうのはあつかましいよね」
「…そうじゃねぇ」
_________違う、俺が望んでる答えは。
��弟��なんかじゃなく、一人の男として俺を見ろよ。
俺はお前を、ずっと前から_________
「…………きだ」
「え？何か言った？」
「好きだって言ってんだよこの馬鹿」
「馬鹿って…酷いなぁ。でもありがとう。私もロー好きだよ」
「っだから、違うって言ってんだろ‼」
「っ⁉」
叫んだ俺は、また強くAの手をシーツに押し付ける。
何で、伝わらねぇ。
何で、俺ばかりがこんなに乱される。
_________Aも、狂えよ。
俺しか見えねぇぐらい狂えばいい。
頼むから、俺だけを見てくれ_________
露わになった首筋に噛みつこうとすると____
「ロー」
ふいにAの優しい声が響き、俺は正気に戻った。
「……悪い」
「ローが謝る事ないよ。そんな顔させてるのは、私のせい…なんだ、よね？ごめんね」
「……………」
「…でも、嘘じゃないの。本当に、ローが好き。大好きだよ。だから…ごめん。ローが、何に怒ってるのか分からない」
まっすぐな瞳で見つめられて、息が止まる。
こいつは本気で、俺の好意に気づいてない。
何がそんなにもお前の思考回路を邪魔している？
どんだけ鈍い奴でも流石にここまでこれば気づく筈だ。
「A…」
「ん…？」
「やっぱり今日、お前を貰う」
「え…」
「一晩かけて俺の想い、全部伝えるから。だから____________受け止めてくれ」
ぎゅ、と壊れ物を扱うように優しく抱きしめれば、戸惑いながらも抱きしめ返してくれたA。
.
________________俺はこの日、俺の全てでAに溢れる気持ちを伝えた
＿＿＿fin＿＿＿
.
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かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました！いえいえ、リクエスト下さって嬉しいです！！是非これからもよろしくお願いします！！ (2018年1月8日 19時) (
レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» 三人でお願いします！俺なんかのリクエストを聞いてくれてありがとうございます！ (2018年1月8日 17時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました！そらるさんとうらたぬきさん三人で…でしょうか？それともお一人ずつでしょうか…？ (2018年1月8日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» レス返してくれてありがとうございます！リクエストの件ですが出来れば「その笑顔に、釘付け」の夢主とそらるさんとうらたぬきさんでお願いします！長々と失礼しました！これからも応援しています！頑張ってください！大好きです！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます！！またかっぱの子の裏短編集で書かせていただきますね 笑 (2018年1月8日 11時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2017年12月22日 16時
