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side貴方
車を走らせて数時間。
山の上の方にある有名な旅館まで来た私達。
部屋に通してもらえばそこから見える景色は絶景で、とても綺麗だった。
「夕食は6時からみたいですね。あと3時間程ですが、それまでどうしましょう」
「ええっと…」
「!温泉はもう入れるみたいです。先に少しだけ入っておきますか?」
「はい!」
パンフレットを眺めていた安室さんが教えて下さり、夕食までの時間を温泉で過ごすことにした。
一応時間を決めて、その時間に前のベンチで待ち合わせと約束しそれぞれ別れる。
まだ時間も早いからか貸切状態で、私以外に誰もいなかった。
のんびり過ごしていてふと時計を見ると約束の時間が迫っていて慌ててお湯から出る。
急いで着替え髪も半乾き状態でタオルで拭きながら外へ出れば、案の定安室さんはもうベンチで待っていた。
「…っすみません安室さん…!」
「いえいえ、どうしでしたか温泉は」
「とても気持ち良かったです」
「それは良かった」
にこにこ笑ってくれる彼にどうしようもない罪悪感が湧き出てくる。
気をつけなきゃ…!
また私は顔の力を引き締めた。
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かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!いえいえ、リクエスト下さって嬉しいです!!是非これからもよろしくお願いします!! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» 三人でお願いします!俺なんかのリクエストを聞いてくれてありがとうございます! (2018年1月8日 17時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - こあらさん» 了解しました!そらるさんとうらたぬきさん三人で…でしょうか?それともお一人ずつでしょうか…? (2018年1月8日 17時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - かっぱの子さん» レス返してくれてありがとうございます!リクエストの件ですが出来れば「その笑顔に、釘付け」の夢主とそらるさんとうらたぬきさんでお願いします!長々と失礼しました!これからも応援しています!頑張ってください!大好きです! (2018年1月8日 11時) (レス) id: 50118d9275 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます!!またかっぱの子の裏短編集で書かせていただきますね 笑 (2018年1月8日 11時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年12月22日 16時