Doubt2 (ページ8)

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隼side

今は昼休み、屋上で飯を食べてる

『正直、合併どう思います？』

涼「なんか、どっちでもいいっすね。
あいつらがこっち来るらしいし？」

裕「俺らは別に変わらんもんな」

メ「でも、利用されてるのはちょっと嫌だよね～」

龍「ま、女子増えるし？」

『呆れた…笑』

紅蘭の合併は明日からで、
とりあえず、紅蘭がこっちに来るらしい

『玲於は？どう思う？』

玲「別になんでもいいんじゃね」

龍「玲於はAがいたらええもんな～(ﾆﾔ」

玲「どうゆうことだよ」

龍「べっつに～？」

玲「龍友くんだってAの友達に孟アプローチされてるくせに」

龍「あんな女好きちゃうわ！」

涼「まっ、最初はそんなもんだよね…」

龍「なんやねんお前！」

えぇ～？
玲於ってAのこと…？

たしかに、何かとAのことは気にかけてるし、Aのことになると人間変わるもんな～

ふと亜嵐くんが目に入った
ボーッとグラウンドを眺めている

『亜嵐くん、どした？』

亜「…ううん、なんでもない！
ちょっとトイレ～」

『う、うん…』

なんか…おかしいな。

『ね、亜嵐くんおかしくなかった？』

龍「しゃーないやろ。
合併が紅蘭やろ？」

『え、なんでなんで？』

龍「ほら、亜嵐くんの元カノ」

『あぁ…あの子、紅蘭だっけ…』

メ「荒れるな…」

涼「まあ、Aがいるし」

『そだね～
またAが解決してくれるかも！笑』

俺らには今はAがついてる。
涼太くんのことも裕太くんのことも助けてくれた

玲「やめろよ」

『…え？』

玲於の低い声

玲「…あいつが…いつでも俺らを助けられるわけじゃねえよ」

『ご、ごめん…』

玲「……人間なんていついなくなるかわかんねえだろ」

『っ…』

玲於も、
重いものを背負ってる1人。