doubt-96 ページ46
あなたside
瞳…遅い…
なにかあったのかな…
玲「遅いな…」
「うん…
なんかあったのかも…」
玲「まあ亜嵐くんもいるし、大丈夫でしょ」
「…だよね…」
でも…もし会えてなかったら?
瞳が1人なら絶対に声かけられてる…
玲「まぁそんな心配すんなって」
「っ…」
なんで、こいつの言葉はこんなに安心するんだろ…
"もし俺が裏切った時は俺のここぶっ刺せ"
いつかに佐野玲於が言ってた言葉。
あの時から私の心は変わり始めた。
「…好きってなんなの?」
玲「え?」
「いや…参考程度に…」
玲「そうだな〜」
少し恥ずかしくなって俯く。
視界の端で佐野玲於が足を組み直すのが見えた
玲「相手のやる事言うこと全部気になって、大勢の中でもすぐに見つけられる」
次々と言葉を繋いでいく
玲「他のやつと話してたらムカつくし、こんなやつ絶対好きじゃないって思うけど、気づけばそいつの事ばっか考えてる」
「やけに詳しく…っ」
違和感を感じて顔を上げると
優しい顔で私を見つめてた
玲「ずっと見てても、どっか行くから…
……ほっとけない」
ドキンッ
瞳「Aさーん!!」
「っ!」
玲「お友達来たみたいだし、俺行くわ」
「あっ…ちょ…」
瞳「Aさん!聞いて欲しいことがあって!」
「……うん」
もう少しで…何かがわかった気がした。
あいつの目が、言葉が、
私に何かを教えてくれる気がした
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まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時