doubt-80 ページ30
杏奈side
廊下に見つけた大好きな姿
『龍友さん!!』
龍「お、おう…!」
慌てて廊下に出ると、なんか嫌な雰囲気で睨み合う川村と玲於さん………
玲於さん!?
『ちょ、玲於さんなんでこんなとこに…!』
瞳「杏奈ちゃん…ここの色…
亜嵐さん!?//」
亜「やっほ。来ちゃった」
瞳「てか玲於さんなんでここに…」
玲「…A知らないかなって」
『Aは、玲於さんに会いに…』
玲「あ、うん…それは会ったんだけど…」
またなんかあったのか…
なんでこうも簡単に会えないのかな。
神様のいじわる
玲「でも…もういいや」
『え…?』
龍「いいんか?」
玲「行っても…できることないし…」
私は悟った。
この男の弱さを。
龍友さんに引かれるかな…
女として見てもらえなくなるかな…
でも…
『ふざけないでくださいよ…』
玲「えっ…」
龍「杏奈ちゃん…?」
『Aのとこ、行ってくださいよ!!』
だめだ…もう…嫌われた
『行ってもできることないかもしれないけど、行かなきゃ何もしてあげられません!!』
玲「っ…」
『とにかく!
今、Aは玲於さんに話に行ったんです!
なのにその本人が逃げないでくださいよ!?』
私がAにしてこれなかったこと。
全部するんだ。
玲「でもどこにいるか…」
『大事なんですよね』
玲「っ…」
『Aが、大事なんですよね』
玲「……行ってくる」
『Aはオレンジのなっちゃんが好きです!!』
玲「うん、分かった」
『っ!』
玲於さんは私の事を軽く抱きしめて、
"ありがとう"と囁いて走っていった
『っ…///』
瞳「あ、あわわ…//」
亜「ひ、瞳…?
魚みたいになってるよ?」
瞳「だ、い、今の見ましたか…//
私…心臓が…飛び出しそうで…!」
亜「大丈夫?笑」
隣で瞳が亜嵐くんと話してる。
私はまだその場を動けない。
ちょ、ちょっと…急なのは…//
龍「おい」
『は、はい!』
龍友さんが後ろから顔を覗き込んでくる
龍「なに顔赤くしとんねん」
『べ、べつにしてません』
龍「…キュンとしたん?」
『ち、ちょっとだけ…//』
龍「あっそ」
『ちょ、龍友さん!?』
龍友さんは口を尖らせてどこかへ行った
亜「妬いてんだよ…笑」
『へっ!?//』
私…期待してもいいかな…
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まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時