doubt-77 ページ27
あなたside
杏「はっ!?
それで避けてきたわけ??」
瞳「それはやばいです!」
ゴミ捨てで小森と話してから
教室に戻った。
それで2人にさっきの話をしたらこの言われよう…
杏「よし、ここは任せて、
今すぐ謝ってきなさい!」
「なんで私が謝るのよ…」
瞳「Aさんが無視したからです!」
「それはあいつがっ…!」
杏「あいつが、、なに」
「っ…」
佐野玲於が…あの女と…
瞳「Aさん、玲於さんが蓮花さんとキスしてたのは、事故かもしれません」
「…それはないよ…だって受け入れてっ」
瞳「それが蓮花さんの作戦なんです!」
「作戦…?」
作戦って…誰のためのなんの?
杏「あんたがいない間に瞳に聞いたの。
彼氏を横取りするので有名らしい」
瞳「はい、みんなが欲しがるものが欲しいみたいで…羨ましいと思ったものはなんとしてでも奪い取るみたいです」
「でもそれは彼氏の方が…」
瞳「それが違うんです!
別れさせられた彼氏が必ず誤解だー!って言うんですよ??」
杏「つまり、あの女がわざと彼女の前で事故を起こして、そう見せかけてるってこと」
たしかにあの時も…
立花蓮花が倒れ込んできたようにも見える…
「…」
杏「ってことで、ちゃんと話してきなよ」
「でも…」
瞳「大丈夫です!
ここはやっておきますから!」
「…ありがと」
私はゴミ捨て場に走った。
「あっ…」
途中で目に入った自販機。
ちょうどポケットには200円入ってる。
"おすすめはコーラ"
「…買っていくか…」
でも、その選択は間違いだったと知る。
「えっ…」
コロンッ
目の前の光景に力が抜ける。
1組の…カップル…??
あの女が、私が来るタイミングを予知してた?
そんなわけないよね…
じゃあ、これは…
いつも通り?
玲「A!」
私は走った。
走って走って走った。
使われてない校舎の階段を登りきる前に
私の体力は力尽きた。
それと同時に溢れてくる熱いもの。
「うっ…なん…で…ッ…」
思わずその場に座り込む
「なんで…こんなに痛いの…よ…ッ」
私が佐野玲於に対して
どうしてこんなにも執着するのか、
それは分からないけど、
今はただただ、心臓が痛かった
358人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時