検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:117,135 hit

doubt-67 ページ17

あなたside






「言いすぎたかな…」






はぁ…瞳に強く言いすぎたかな…

でもほんとのことだし…でももっと言い方ってもんが…







○「考え事ですか?お嬢さん」


「……佐野玲於…」


玲「お嬢さんではないか、笑」








ドクンッと心臓が波打つ。

"Aは玲於さんだから"


違う…違う…そんなはずない…







カフェラテを買って近くのベンチに座る







玲「なんかあった?」


「別に…」


玲「言うと思った」








この雰囲気がとても心地いい。
楽しくない、かと言って気まづくもない。

近くで声が聞こえる








男「うお…蓮華さんだ…//」


男「やべえ綺麗…//」








向こうで歩いていた立花蓮華がこっちに歩いてくる








蓮「こんにちは、2人でお昼ご飯?」


玲「なんども誘ってるんだけどね」


「誘われた覚えない」


玲「誘ったら食べてくれんの?笑」


「…気分による」


蓮「2人の空間って感じね」


「そんなんじゃ…」


蓮「佐野玲於さん…でしたわよね?」


玲「はい、佐野玲於ですよ」









突然、立花は佐野玲於に話を振って
隣に座った

…なに?








蓮「ココに来てからあなたの名前を聞かない日はないわ?……人気者なのね」


玲「あなただって十分人気ですけどね〜」


蓮「あら、嬉しい!笑
あ、蓮華って呼んでください!」


玲「え?…あぁ、分かった」


蓮「玲於って呼んでも?」


玲「あぁ、いいよ」









これ…私の前でする必要ある…?







玲「おい、どこ行くんだよ」


「戻るだけ」


玲「なんでちょっと怒って…」


蓮「玲於!私、まだこの辺分からなくて…
案内してもらってもいい?」


玲「おい!A!」









背後から聞こえる声。

あ…ジュース…









蓮「玲於!…きゃっ!」


玲「うおっ!」


「っ…」









私がカフェラテを取りに戻るために振り返った時、

ベンチでは、佐野玲於の上に立花蓮華が倒れかかっていて、2人の顔の距離は0



その光景を前に、なぜかズキズキと痛む心臓。
殴られた時の痛みとは違う。









蓮「ご、ごめんなさい//」


玲「あぁ…えーっと…」


蓮「ほ、ほんとにごめんなさい…//
私…バランス崩しちゃって…//」


玲「…A…?」


「ジュース!!」









私はカフェラテを取って資料室に戻った。

なんで…なんでこんなにイライラするのよ…

doubt-68→←doubt-66



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。