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doubt-63 ページ13

あなたside







…脅してるんだ…

周りからクスクスと聞こえることから
習慣的に行われているもの考えた




気づけば、私は立ち上がっていた









「先生」


川「っ…」


先「…なんだね?」


「体育館に行くんじゃないですか」


先「…先生は後で行くから、先に行ってなさい」


「…分かりました」









こいつ…手強い。

でも、負けたりはしない。
私は強く生きる


ドアをを開けるついでに彼女の手を取る







「行こ」


川「へ?」


先「待ちなさい!」








先生の呼ぶ声も聞かずに体育館に向かう

その子の手がブルブル震えてるのが伝わる









「…大丈夫?」


川「あ…う、うん!大丈夫!
慣れてるから!笑」








無理して笑ってるのが丸わかり。
杏奈なら…我慢せずに大泣きするだろうな…









「やめな」


川「え?」


「無理して笑ってんの、気持ち悪い」


川「っ…ご、ごめん…っ…」


「…」








次の瞬間ボロボロと泣き出す彼女
こうゆうときどうすれば…

あっ…
私が泣いた時、あいつは…









「よ、よし…よし…」


川「ふぇ…っ…あ、ありがどう…」


「大丈夫…、」







涙も…拭いてくれたっけ


ひとしきり泣いた後
2人で体育館への道のりを進む









川「私、川崎瞳です。
さっきはほんとにありがとう」


「私は五十嵐A。
いつからあぁなの?」


川「2ヶ月前から…かな?
でも、あんな風に助けられたのは初めて」









ずっと1人で耐えてきたんだ…








杏「Aー!!
って誰?この子」


川「か、川崎…ひ、瞳です!」


杏「瞳ね!よろしく!
私は石井杏奈!ってか急に体育館とかなんなのよ!」


「そうだね」


川「じ、じゃあ私先に行きます!」


杏「え、なんで?
一緒に行こうよ!」


川「え…でも…私なんかと一緒にいたら…」


杏「くそどうでもいいんですけど」









杏奈の好きなところの2つ目。笑








杏「どうせその感じだと友達いないんでしょ?」


「ちょっと…笑」


杏「なら、私達でいいじゃん!」


川「えっ…?」


杏「Aが友達だとね、いいことあるよ?」


「私をなんだと思ってるの」


川「で、でも…」


杏「まだ言うの!?
あ、それとも私達じゃ嫌?」


川「そ、そんなことない!!
嬉しい…嬉しい…です!」


杏「は、はぁ?
泣くなよ〜」









あーだこーだ言いながら
体育館に向かった

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時

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