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doubt-52 ページ2

あなたside




喉がかわいて、自販機に行った時、
曲がり角で赤髪とぶつかった







「あっ…すいません」


裕「すんません……あんたはっ…」


「…え?」


裕「壱馬と仲ええ子やろ?」


「別に仲いいってわけじゃ…」


裕「…ちょっと話さへん?」









まさかの展開…

私は赤髪とベンチに座った









裕「壱馬…どう?」


「どうって…喧嘩ばっかりしてます」


裕「そうなんか…大丈夫かな…」









なんだ…感情が無いわけじゃないんじゃん…








「心配…なんですか?」


裕「まあな…小さい頃から面倒見てたし」


「聞きました」


裕「そっか…信頼されてんねんな」


「いや、そうゆうわけじゃないと思いますけど」


裕「壱馬とは公園で初めて会ってん。
ポツンって1人でおった」









赤髪はなぜか分からないけど、壱馬との話をしてくれた。

公園で出会ったこと。
2人で強盗を捕まえたこと。
自転車の練習をしたこと。


どれも幸せな思い出ばかりだった









「……思ったよりちゃんと人間ですね」


裕「え?」


「感情が無いって聞いてたから」


裕「っ…七魂のてっぺんに立ったら、人を殴んのも多なるやろ?そんときに…感情なんて邪魔や」


「…そうですか」


裕「こんな俺を、あいつは…」









何時間目か分からないチャイムが鳴り響く









裕「…呼び止めてすまん」


「いや、全然」


裕「壱馬を…助けたってな」


「自分で助けたらどうですか」








少し腹がたった

感情がないんじゃない。
自分の感情を殺してるだけだ。









「男なら、自分で守ってください」


裕「…」









…ちょっと生意気だったかな。



でもまあ…いいや

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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まあさの(プロフ) - みょんさん» 感謝です泣 頑張ります!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - ゆーしゃんさん» ありがとうございますっ!! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 更新がんばってください!応援してます! (2019年7月10日 18時) (レス) id: 7c797e369c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしゃん - すごい面白いです!更新頑張ってください!! (2019年6月30日 10時) (レス) id: 579758a02c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年6月23日 17時

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