検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:30,058 hit

sound 88 ページ38

you side






どこまで続いているんだろう







JK「長いね…」

「だね…」







だいぶ上の方まで登ってきて、
きりが濃くなってきた








「あっ、グクみて!」

JK「うわぁ…」








階段を登りきると、青空の下に雲が広がっていた








JK「雲の上まできてたんだね…」

「すごい登ったね笑」

JK「…あれ?この石…」

「ん?」








グクが足元に落ちている石を拾った








JK「僕の…」

「え?」

JK「今日は持ってきてないのに…」

「似たような石なんていっぱいあるでしょ」

JK「違うよ!よく見て!」

「もう…」







グクが私に見るように石を押し付けてきたから
黙って石を受け取る






「…ハナちゃんからもらったのも…こんな石だったかも…」

JK「ん?」

「ううん、やっぱりただの石だよ」

JK「…絶対ちがうのに…」

「はい、」







グクに石を返す






JK「っ!」

「…どうした?」








私から石を受け取った瞬間、
グクが目をまんまるに見開いた







JK「…これ…ヌナから貰ったんだ…」

「え?」

JK「…ヌナと…離れる時に…ヌナが僕に持っててって…」

「うそ…」

JK「思い出した…僕はヌナを追いかけてて…それで…っ」

「それで?」

JK「誰かに…連れて行ってもらって…っ」









少しずつ思い出していくグクの目に涙が浮かぶ









JK「僕は誰かにヌナを託したんだ」

「…誰に?」

JK「…誰だったかな…」

sound 89→←sound 86



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (84 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
288人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , bts
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

manami(プロフ) - 鹿さん» えぇ、、ありがとうございます泣 (2023年4月7日 23時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
鹿 - このお話今まで読んだ中で一番好きです!リアルタイムじゃなくて申し訳ないんですけど、ありがとうございます!! (2023年4月6日 12時) (レス) @page48 id: dcf0035740 (このIDを非表示/違反報告)
manami(プロフ) - びぃんさん» 更新しなかった期間もあったのに読み続けていただいてほんとにありがとうございます泣 こちらこそ何倍も何倍もありがとうございます!! (2021年9月13日 0時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - わぁぁ…ずっとずっと読み続けてきましたが…本当大好きな作品です!!2人が無事くっついて、ナムさんもJKもちびちゃんたちもほんとに幸せそうで涙が……うう……主様ありがとうございます…!! (2021年9月12日 13時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
manami(プロフ) - 巫都さん» そ、そんな!自分の作品で涙を流してくれる人がいるなんて…っ!ありがとうございます! (2021年8月26日 15時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まあさの | 作成日時:2021年6月13日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。