sound 49 ページ49
you side
早くも1週間。
この1週間、彼からのスキンシップはとても激しかった。
でも、彼は絶対に抱きしめて終わった。
約束の日なのに、いつものように布団に入る私達
「ホープさん、」
JH「…ん?」
「1週間経ちました」
JH「うん…」
「約束、しましたよね?」
JH「…したっけ?」
「しました!」
その間もずっと私を抱きしめる彼。
まるで、離さないみたいに…
「…私は連れて行けませんか?」
JH「…違うんだ」
「え?」
バッと起き上がって、私に背を向ける彼。
こんな彼、初めて見る…
JH「…もし君が…帰りたいと願ったら…」
「え?」
JH「…帰りたいと君が願ってしまったら…僕は君を帰すしかなくなる」
「っ、」
その背中がやけに寂しく見えて、
そっと後ろから手を回した
「私はここにいます…」
JH「…僕に心の準備が必要だった」
「…なんの?」
JH「…最悪の場合、君を手離す覚悟」
「私は離れない…」
JH「…その気持ちだけで充分だよ」
彼は回した私の手に自分の手を重ねて、
行こうか、と言った。
夜中の森を、2人で歩く。
その手は繋がれたままで、
彼の力は強くなるばかりだった。
「…ここ…」
着いたのはナムさんの施設
JH「こっち、」
メインの建物の裏に回ると、
下に降りられる階段があって、その奥に一つ部屋があった。
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とある通行人A氏の憂鬱(笑)(プロフ) - うわあぁあぁあぁあぁもともとPied Piperめちゃくちゃ好きな曲だったのにィィィィィィィィィィィィィホビさんんんんんんんんんんわぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁ尊いィィィィィィィィィィィィィホビさんに惚れちゃうよォォォォォォォォォォ更新頑張って下さァァァァァァい (2021年6月17日 1時) (レス) id: f00702552a (このIDを非表示/違反報告)
石田@政成(プロフ) - お話の最後がすっごく気になります!更新お待ちしています!! (2021年6月6日 10時) (レス) id: 9885e41156 (このIDを非表示/違反報告)
manami(プロフ) - アリサさん» そんなありがたすぎるお言葉ありがとうございます。私も読んでもらえて幸せです、。 (2021年5月17日 19時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 大好きすぎて更新毎回楽しみにしてます。素敵なお話が読めて幸せです (2021年5月17日 13時) (レス) id: a750b06321 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まあさの | 作成日時:2021年4月27日 15時