Pied Piper

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you side






2人で来た道を戻る





少し日が暮れた森は、朝とは空気が少し違って
心地よかった







JH「どう？あそこは」






はしゃぐ私の後ろを見守るように歩いてくれていたホープさんが、微笑みながら声をかけた






「すごく素敵なところでした」

JH「よかった、笑
ハナ達とも仲良くなったみたいだしね」

「はい、すごく優しかったです、
2人とも私より強くて、私よりしっかりしてる」

JH「そうなの？笑」

「はい、笑
ハナなんて結婚のこと考えてた笑」

JH「えぇ？笑
初めて聞いたな〜笑
相手はヨンジュン？」








…え？



思わず立ち止まって振り返る









JH「おぉ、どうした？」








この人、鈍感なの？






「ほんとに分からないんですか？」

JH「え？」

「…ヨンジュンくんじゃなくて、っ、」







いや、これは私の口から言っていいのか？

いくら子供の恋愛だからって、ハナちゃんの気持ちを言うわけには…っ








JH「ねぇ？」

「っ！」

JH「どうした？」








下を向いていた私を覗き込むように見てきた。








「お、女同士の内緒です！//」

JH「なにそれ、」

「は、早く帰りましょ、！」

JH「道分かるの〜？」

「一本道でしょ」

JH「そうだった、」









彼は意外とバカなのかもしれない

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