Pied Piper

sound 19 ページ19

you side






久しぶりに彼と食事







なんか美味しい…







JH「僕の部屋に入ったの？」

「っ！」








ホープさんは、私の方を見ずに、
手を動かしながら言った









JH「携帯、」

「あっ…これは…その、」

JH「あ、怒ってないよ？」

「え？」

JH「でもなんで僕の部屋に？」

「っ、」








眠れないから匂い嗅ぎに行ってましたとか、








「…言えません」

JH「えぇー笑怪しい、笑」

「あ、怪しくは！」

JH「分かった分かった笑
…で？どうだった？」

「え？」









机に肘を着いて、真っ直ぐ私を見つめた









JH「携帯、見たんでしょ、」

「…はい、」

JH「連絡、来てた？」

「…はい、」

JH「誰から？」

「…パパも、ママも…テヒョンもドヨンもジミンも、」









それに、









「…グクも」

JH「…」









グクはずっと私と一緒だったし、
高校も私と同じところに行くって頑張って勉強してる。









JH「君は愛されてるね、」

「…はい、」

JH「でもどうして君の心は埋まらないのかな？」

「っ、」

JH「嫌なこと聞いたね、笑
さっ、もうお風呂に入って寝ようか」









お風呂に入りながらかんがえる









私は、ここから出られるのかな、

どうして私の心は埋まらないのかな…





幸せなのに。









JH「あれ、もう髪の毛乾かしたの？笑」

「あ、癖で…」

JH「僕が乾かしてあげたかったのに〜笑」

「っ、//」

JH「ははっ、笑
さ、寝に行こうか！」

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