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memory #6 ページ6

you side






YG「適当に座っとけ」

「っ、は、」





勢いで着いてきたものの…

初めてのユンギさんの部屋に戸惑う





YG「迷子の子供かよ笑」

「だ、だって…」

YG「…じゃあこっち来い」

「っ、」






ユンギさんが今まで自分が座っていた椅子から立ち上がり、私を座らせてくれる

クルクルと回る椅子を回転させられて、私は机に向き合う



後ろからユンギさんの手が伸びてきて、パソコンのキーを押すと、心地いい音楽が流れてくる






「…すごい…」






聞き終わったあと、無意識にそう呟いてた






YG「…だろ?((ニヤ」

「っ//」





自分の音楽を満足そうに口角をあげる彼が
妙に魅力的だった





「き、きっとこの曲も大ヒットですね!」

YG「まぁ最近は、BTSの名前が売れてきたからな…名前に恥じないいい曲作んないと…」

「ユンギさん…」






BTSのほとんどの楽曲に携わってるユンギさん。
SUGAとしてのプライドや、責任感はものすごいだろう。






「大丈夫です」

YG「っ、」

「SUGAはBTSの天才ですもん」

YG「ミンユンギは違うのかよ」

「ミンユンギもSUGAも私は好きです!」






急に返事が返ってこなくなったから、
後ろを振り返ると、

ユンギさんが真顔になって、じっと私を見つめる






「な、なんですか…//」

YG「はぁ…めんどくせぇ…」

「っ、」






突然、椅子をぐるっと回して向かい合わせになった所で止め、背もたれに手をつく







「ユ、ユンギさんっ//」

YG「いつまでいんの」

「えっ…?」

YG「音源聞いたろ、とっとと戻れ。
ジョングクに殴られたくねぇし」

「っ、」

YG「…なに…」

「っ////」







グーっと顔が近づく







YG「襲われてぇの?」

「っ、!//」

YG「…顔赤くすんなよ…」

「し、失礼しました!!!」







部屋のドアを閉め、息を整える


えっ…なに?今の…、ダメだ…っ//









YG「…ほんっと…めんどくせぇ…///」

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作者名:まあさの | 作成日時:2021年2月1日 22時

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