memory #37 ページ37
JK side
JK「髪の毛をセットしてきました〜」
そう言って、何事も無かったかのように座る
さっきから緊張で頭が上手く回らない。
でも、Aが待っててくれてるから…
しばらく待って、ついに発表の時が来た
JK「っ！？」
NM「うおっ！？」
JM「えっ！？」
TH「…？」
"DYNAMITE / BTS"
たしかに俺達の名前があった
ノミネート…された…！？
NM「わぁ、ほんと、やばいね！」
JM「うわぁ〜、すごいや…
すぐ目に入ってきたよ！」
JK「BTS〜〜っ！」
TH「…？」
NM「電話しなきゃ」
俺も今すぐ部屋に戻って伝えたい、
でもグッと堪えて、カメラが止まるのを待った
JK「止まりました？」
＊「はい、止めました」
JK「っ、」
その言葉を聞いた瞬間、すぐに自分の部屋に戻る。
バンッ！とドアを開けると、
既に泣いている愛おしい彼女、、
いや、奥さん
JK「A…っ」
「すごい…すごいね…グク…！」
JK「A〜！！」
「うおっ！」
勢いよくAに抱きついて、苦しいほど抱きしめた
JK「あぁ〜！やった〜！
Aと結婚だ〜！」
「ノミネートを喜ぶべきじゃないの？笑」
JK「それはもう喜んだ！」
「ふふっ、笑」
Aと向き合って、髪の毛を耳にかける。
JK「俺の奥さん…」
「っ…まだだよ//」
JK「…一生大事にする」
「うん…//」
潤んだ瞳で笑う彼女に、そっと近づく
バンッ！！
JK「っ！？」
TH「ウリA〜！！！」
JM「ノミネートされたよ〜！！」
「うおっ！？」
突然ヒョン達が入ってきて、俺達を抱きしめた
NM「行くなって言ったのに…呆」
TH「ナムジュニヒョンも！！」
NM「うわっ！」
JM「ずっと支えてくれてありがとう、A」
「っ…そんなこと…っ」
TH「あぁ！ジミンが泣かせた！」
JM「ははっ笑
可愛いな〜」
JK「うぅ！ヒョン達もう離れて！」
TH・JM「それは嫌だ〜！」
その後、しばらく5人で抱き合った。
Aはずっと泣いてて、でも慰めなきゃいけない涙じゃなかった。
これから、その涙を俺が全部受け止めるからね。
これから、ずっとずっと、
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作者名：まあさの
| 作成日時：2021年2月1日 22時
