memory #36 ページ36
you side
忘れもしない、11月24日の深夜。
JK「…A、俺に昔行ったこと覚えてる?」
「え?」
どうしても一緒にいたと言われ、宿舎に来ている。
宿舎にはたくさんのカメラとスタッフもいるから、怪しまれはしない
今、私とグクは、誰の目にも届かないグクの部屋にいる
発表まであと少し
JK「忘れてちゃ困るから、言っとくね」
「うん、」
JK「BTSがグラミー取ったら…結婚してくれるって言ったんだ」
「っ、」
そうだった…
JK「これはノミネートだけど…それでもすごいと思うからさ…」
「う、うん…っ!」
グクに手を握られる
JK「もし、ノミネートされてたら…」
「っ、」
息を飲む。
いつもより時計の針の音が大きく聞こえる
静かな沈黙の中、グクは言った
JK「俺と、結婚してください」
「っ、」
なぜ分からないけど、涙が溢れてきて、
震える声で答える
「っ…もちろん…」
JK「はぁ…よかった…緊張した…笑」
「ありがとう…っ」
JK「まだ分からないけどね笑」
「きっと大丈夫だよ、頑張ったもん」
JK「っ…うん、」
「んっ、//」
JK「行ってくる」
「うん、待ってる」
グクは優しく私にキスして、部屋を出ていった
どうか…BTSがノミネートされますように。
そう強く願った
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作者名:まあさの | 作成日時:2021年2月1日 22時