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memory #29 ページ29

you side






「えっ…」






ある日、代表に呼び出されされた話は、
いつか来るとは思ってたけど、こんなに速いとは思わなかった。


私達の不注意のせいで、アミ達にバレた。




悩む理由は無い







「っ、否定文を出してください!」

P「っ、え?」

「グクには聞かなくていいです、すぐに否定文を出してください!」

P「もっと考えて決めなくていいのか?」

「私のためにBTSを落とせない。
彼らの努力を私の存在1つで台無しにできない!」






彼らがどれだけの努力をして、今があるか、
そんなこと誰しもが知っている。

グクに彼女がいて、それもこんなただのマネだなんて知られたら、絶対に認められない







P「それでも収まらなかったら?」

「…辞めます」

P「え?」

「マネを辞めます」

P「どうしてそこまで…」

「それは…」






代表の目を見てしっかり話す






「グクと一生一緒にいたいからです」

P「…なら公表した方が…」

「今公表して、一緒にいられなくなる方が私には辛い」

P「っ…」

「グクが必要なんです…
グクとの今の距離が奪われるくらいなら、辞めたっていい」

P「…」

「でもグクは私のことを考えて公表するって言うはずです。だからグクには言わず、否定文を出してください。お願いします」







深く頭を下げる







P「Aさんの気持ちは分かった。
もう少し考えてみるよ」

「っ、はい…失礼します」








そう言って部屋を出た

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作者名:まあさの | 作成日時:2021年2月1日 22時

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