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memory #26 ページ26

JK side




日本公演も終わって、Aとの仲も深まった時、



俺は代表に呼ばれた






P「ジョングク、何を言われるかは、分かってるな?」

JK「っ…」

P「彼女が…できたんだってな」

JK「…はい、代表にはいつかちゃんと話すつもりでした」

P「そうか…その話なんだがな…」






何を言われるのか、だいたい想像はついた






P「お前が誰と付き合おうと口出しするつもりは無い。けどな、お前がアイドルでいられるのもファンの皆様がいるおかげだ」

JK「っ、」

P「お前は最近人の目も気にせず彼女に構ってるらしいな」

JK「…」

P「勘のいい一部のarmy達がAの存在を騒ぎ始めてる」

JK「えっ…」

P「公言…するにはリスクが伴う」







リスク。

それはarmy達の信頼を失い、armyを失い、BTSの名が落ちてしまう。






P「ジョングク、お前はもう昔とは違う。
BTSも世界に名が知れてる」

JK「…」

P「…公言するか、否定文を出すか」

JK「っ、否定文…」

P「早めに考えて決めなさい。
もちろん他のメンバーとも話し合って」

JK「…はい」








Aとの関係を否定はしたくない。

armyにも認めて欲しい。

これが俺の好きな人だって、
俺が一緒に歩みたい人だって…



でも受け入れてくれるだろうか。





何も持ってない俺が、恋愛なんかして、


"ジョングクはいらない"





…またそう言われたら…?









代表の部屋のドアをそっと閉めた

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作者名:まあさの | 作成日時:2021年2月1日 22時

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