You are mine 3 (ページ9)

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you side

バイトが終わり、迎えを待つため外に出る

桜「ちょっと、」

「っ、」

桜さんも同じ時間に終わったらしく、外に出てきた

正直私はこの人が嫌い

桜「樹くんとデートするの？」

「…デートなんかじゃないです」

桜「あなたみたいなのが樹くんの横にいてもいいと思ってるの？」

「…」

桜「樹くんも可哀想ね、あなたみたいなのの子守りしなくちゃいけなくて」

「…」

桜「何とか言いなさいよ」

「…お疲れ様でした」

もうめんどくさくなって、少しだけ足を進めた

桜「どうして分かんないのかなぁ！」

「った…！」

なんと、彼女は私の髪を引っ張りあげた

ドクンッ

桜「あんたみたいなのがいるから！
幸せになれない人がいるのよ！」

"『あんたさえいなきゃ幸せになのに！』"

ドクンッ

桜「どうしてあんたなんかが生きてるわけ！？」

"『あんたなんか生まなきゃよかった』"

桜「いつ消えてくれるの？
…ねぇ…消えてよっ！！」

"『お願いだから消えてよっ！』"

重なる声と、引っ張られる痛みに
また記憶が戻っていく。

誰か…誰か…

誰も助けてくれない

あの時もそうだった。

父さんは、私の事を見て見ぬふりをした。

「はぁ…はぁ…」

誰も…誰も助けてくれない…

また…また一人…っ

○「何してるの？」

「っ…」

桜「…誰？」

あぁ、、やっぱり私には、、

亜「君こそ、僕のカゾクに何してるの？」

________彼らしかいない