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#107 ページ7

you side





「…ん…」




目が覚める、

この部屋は、朝なのか、夜なのか分からない





玲「起きた?」

「あっ…」

玲「ここに来たこと、後悔したか?」

「…いえ」





私は自分の足で玲於さんの部屋に来て
愛してもらった。

後悔なんてするはずない。


何度も何度も愛してると言ってくれた玲於さん。


樹は、どうして分かってくれないんだろう






「後悔なんてしてません」

玲「はぁ…
で?どうだった?」

「え?」

玲「愛は、感じられた?」

「っ…はい…」

玲「嘘だな」

「嘘なんかじゃない!」

玲「A」





玲於さんが真っ直ぐ私を見る





玲「お前だって、気づいてんだろ」

「…なにに…」

玲「俺達が普通じゃないこと」

「っ…何言って…」

玲「本当に家族として愛してると思うか?」

「っ、」

玲「身体を重ねることが、愛だと思うのか?」





玲於さん…どうしちゃったの?





玲「お前も本当は分かってっ、」

「分かりたくもないっ!!」

玲「っ、」

「私は…ここを愛してる…」

玲「A…」

「ここに来て人生が変わったんです、
私は、ここから出ない…」





私も同じように玲於さんの目を見た。

玲於さんは立ち上がって私の前まで来ると、
しゃがんで私の手を握った






玲「…お前には光の当たる場所にいてほしい」

「っ、」

玲「…ゆっくり考えろ」

「考えるも何もっ…っ!」





次の瞬間、重なった唇





「玲於…さん…//」

玲「これは命令。逆らったら追い出すぞ」

「…はい」

玲「ほら、もう出てけ」

「…はい…」





部屋のドアを閉める。






どうして、玲於さんは…







あんな悲しい顔をしたんだろう

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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時

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