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you side
玲「お前ら1回落ち着け」
玲於さんだった。
いつから聞いていたんだろう。
玲於さんは落ち着いてる様子だった
玲「…皆で話そう」
玲於さんの一言で、私達はリビングに座った
私はまだ頭が追いつけてなくて、
放心状態だったんだと思う。
この時、玲於さんが何を話したか、あまり覚えてないけど、
ただ、玲於さんがずっと手を握ってくれていた
玲「…お前らは全員Aを愛してるってことでいいんだな…」
「っ、」
玲「もちろん、家族としてじゃなく、
1人の女として」
全「「…」」
全員が黙り込む
玲「…今亜嵐くんはいない」
その言葉に、全員が玲於さんを見た
玲「…言わないから、素直に話せ」
北「………僕は…」
北人さんが話し始めた
北「出会った頃も、今も、Aを愛してることは変わらない。Aがここにいる全員を愛してくれてることも分かってる。
それでいいと思ってた」
「北人さん…」
玲「黙って聞け」
「…」
北「でも…だんだん欲張りになってきた。
Aの愛が、僕だけに向けばいいのにって…
僕だけを愛して、僕だけがAに触れられればいいのにって…」
北人さんは下を向きながら、
懸命に言葉を繋いでいく
それは、北人さんの本気度を表すには
十分すぎた
慎「…俺も、Aの目に映るのは自分だけがいいと思った」
壱「…俺も」
龍「僕も…」
皆が次々に口を開く
玲「お前達の気持ちは分かった。
次は…A」
「えっ…」
玲「落ち着いてきたろ?話してみろ」
「……私は…」
全員がこっちを見る。
家族としてじゃない。
1人の女性として見てる。
彼らが望む答えを言えるだろうか。
彼らが幸せに喜べるようなことを私は言えるだろうか。
ギュッ…
「っ、」
玲「何も考えなくていい。
Aが言いたいことを、言えばいい」
握る手に力を込めて、そう言ってくれる。
1番苦手だった玲於さんが、今はこんなに心強いなんて…
私はゆっくり口を開いた
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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時