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you side
目が覚めると、隣には亜嵐さんの眠る顔。
…綺麗…
髪の毛に手を伸ばす
亜「…ん…おはよう」
「っ、//」
大きく開いた瞳は、私を捉えた
亜「どうかした?」
「あっ…いや…」
亜「じゃあ、起きようか」
「はい…」
亜嵐さんが部屋のシャワーを使わせてくれて
服も貸してくれた
「じゃあ、私バイトがあるので…」
亜「うん、行ってらっしゃい」
「はい…」
亜「あっ、そうだ」
ドアに手をかけた時だった
亜「今日でAのバイトは終わりだから」
「…え?」
亜「もう、十分お金は溜まったでしょ?」
「…」
亜「店にはもう連絡してあるから」
頭に浮かんだのは、樹の顔。
今日で…最後?
そんな急に?
あのバイトに行ったおかげで、私は少しだけど変われた気がした…
できることならまだ…
亜「…辞められないの?」
「っ、」
すぐ後ろから聞こえてきた声。
ドアノブにかけた私の手に、亜嵐さんの手が重なる
亜「彼の愛は、いつか君に向けられなくなるよ」
「っ…」
亜「辞められるよね?」
「…はい」
亜嵐さんの部屋を出て自分の部屋に戻る
「なんで…ッ」
どうして涙が出たんだろう。
あぁそっか…楽しかったんだ…
あの空間が、あの店が、楽しかったんだ…
あそこにいる時は自由だった。
離れて初めて分かる、初めて楽しかったんだ。
コンコンッ
玲「…A、行こうか」
「…はい」
今日送ってくれるのは玲於さん。
今日でバイトは最後。ちゃんと皆にお別れを言えたらいいな
あっとゆう間についた店の前
玲「A」
「っ…」
玲於さんが、私の手を握って言う
玲「お前が俺たちを選ぶなら、もちろんお前を愛する。でも…お前には違う道もあるから…」
「え?」
玲「お前が選べばいい」
「…どうゆうことですか?」
玲「ほら、時間だ、行け」
「っ、」
この言葉の意味を知るのは、
そう遠くない話だった
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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時