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#111 ページ11

you side





店「あれ!Aちゃんどうしたの!」

「あっ、携帯忘れて…」





店に戻ってきた私を見つけて
店長さんは驚いた。

そりゃそうだ。





樹「はい、更衣室に置きっぱだった」




樹が奥から私服で出てきて、
私に携帯を渡した





「っ、ありがとう」

樹「…1人?」

「ううん、」

樹「…また迎え?」

「あ…そうなんだけど…」

樹「その人のとこまで送ってく」

「っ、だ、大丈夫!」

樹「…行くよ」

「ちょ、樹!」





樹は私の手を引いてスタスタと歩く


もうすでに桜さんはいなくて、
亜嵐さんが街灯の下で、真っ直ぐに立って待っていた






樹「…また違う男だね」

「っ…」

亜「A、その方は?」

「っ、えっと…」

樹「友達の藤原樹です」

「っ、」

亜「…そうですか、お世話になってます。
A、帰ろう」

「っ、はい…」

樹「A」

「っ、」

樹「…また日曜日…バイトでな」

「…うん」





樹に背を向けて亜嵐さんと歩く




樹がバイトだと言った日曜日は、バイトは入ってない。






亜「…日曜日バイト入ってたんだ」

「っ、は、はい…今日急に言われて…」

亜「そっか。
慎のプレゼントまで、あとどれくらいかかるの?」

「つ、次の給料いただいたら、足りるかと…」

亜「それはよかった、喜んでくれるといいね」

「…はい」






亜嵐さんは普通の話をした。

私は亜嵐さんにバイトがあると嘘をついた。

この時は、上手く誤魔化せてると思ってたんだ。






彼に、そんな嘘など通用しないのに

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ゆりか(プロフ) - ドロドロ楽しみにしてます^ ^ (2020年11月22日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2020年11月21日 23時

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