You are mine 3 (ページ41)

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you side

樹との約束まで後2日。

ベットから身体を起こすのも辛くなった。

毎日毎日、違う誰かに抱かれ続けた

時には2人の時もあった

でもこの痛みは…私が愛された証。

玲「…おい」

「っ、」

腰をさすりながら部屋を出ると、玲於さんがいた

玲「…部屋、おいで」

「っ…」

私は素直に玲於さん部屋に着いていく

「…あれ？」

違う香りがした。

いつもみたいに、めまいがするほど甘い匂いじゃない。

落ち着く…

玲「おい」

玲於さんの顔が近づいてくる。

あぁ…抱かれる…
身体痛いんだけどな…
でも…愛されるなら…それでいいか、

ゆっくり目を瞑る

「った…」

準備していた唇には何も振れなくて、
代わりに頭に軽い衝撃をうけた

驚いて目を開けると、玲於さんが私のことをただ見つめていた

玲「簡単に目瞑ってんじゃねぇよ、ばーか」

そう言って、玲於さんは私に暖かいお茶を渡した

「…ありがとう…ございます…」

玲「こぼすから、座って飲め」

「…はい」

どうして？

私はてっきり…

玲「どうして抱かないの？って顔してんな」

「っ！」

玲「毎日抱かれて、身体きついだろ」

「…でも愛してくれることは…」

玲「A、」

ベットに座る私の目線に合わせて、
玲於さんがしゃがむ。

玲於さんの手は私の頬をゆっくりなでた

玲「これが愛だと思うか？」

「…」

玲「最後に外に出たのはいつだ？
自分の好きな服を着たのはいつ？空を見上げたのはいつ？外の空気を吸ったのはいつだ？」

「っ…」

玲「これはただの狂った束縛だ」

真っ直ぐ私の目を見て、いつもより低い声。

「でも…玲於さんだって一緒じゃないですか…」

玲「っ、」

「…玲於さんだって…この愛し方に協力したでしょ？」

玲於さんが、眉間にしわをよせて、苦しそうな顔をした

玲「…そうだな…俺も…同じだ」

玲於さんの入れてくれたお茶は、少しぬるくなり始めてた