You are mine (ページ7)

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#7 ページ7

you side

龍「僕が案内する」

そう言って、1番イカつい関西の方が
家を案内してくれている

龍「ここが共通のお風呂。
各部屋にも風呂ついてるけど、ここの方が広い。
僕と亜○くんの部屋は2階で、壱馬と北人と慎の部屋が3階、玲於の部屋は地下にあるけど…」

そこで数原さんは黙る

龍「…あんま行かんほうがええな」

「…はい」

数原さんの言い方にただならぬ何かを感じたので、そこは何も聞かないことにした

龍「で、ここがAちゃんの部屋」

「えっ…」

さっき私が目覚めた場所とは違う、
白を基調とした部屋

ベットはまるでプリンセスみたいな飾り付けがされていた

「…女の子が住んでたんですか？」

龍「え？」

「だって、こんな可愛いの…」

龍「何言うてんの」

「えっ…」

数原さんは私を中に入れて、ガチャっとドアを閉めた

龍「ここはAちゃんのために作った部屋やで」

「えっ？」

龍「…そっか、君は知らんのやな」

数原さんがベットに腰を下ろして、隣をポンと叩く。

来いとゆうことかな？

隣に腰をおろす

龍「僕達、ずっと君を待ってたんやで」

「うわっ…」

次の瞬間、視界がぐらついた

「あ、あの…」

龍「ひょこひょこベット来ちゃって…アホやな笑」

「ちょ…数原さっ…」

龍「龍友って呼んで？」

「っ…」

数原さんが顔を近づける

白濱さんとは違う甘い匂い

龍「このまま、キスすんで？」

「っ、り、龍友さん…」

龍「ん。ええ子」

龍友さんはポンポンと頭を撫でてから
横に並んで寝転んだ

はぁ…心臓がうるさい…

龍「見せたかったんは、これ」

ピッと電子音がして、電気が切れた

「うわぁ…」

次の瞬間、そこには無数の星があった

龍「プラネタリウムみたいでいいやろ？」

「…はい、素敵です」

龍「気に入ってもらえたならよかった」

「ありがとうございます」

龍「うん！もちろん！
お風呂あいたら呼びに来るし、それまでゆっくりしとき」

龍友さんは電気をつけて、起き上がり、
ドアを開けて出ていった

龍「…君はもう本物の星空なんて見れへんからな」