You are mine (ページ49)

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#49 ページ49

you side

目を開けると、真っ暗な部屋の中

玲「起きた？」

「玲於…さん？」

パソコンを触っていたのか、
椅子に座りながら後ろを振り返るようにこっちを見て、ヘッドホンを片耳だけはずす。

腰が痛い…

玲「ま～2人連続だもんな、きついか笑」

「っ、」

玲「でもお前が甘えてきたんだからな？」

思い出される記憶。

うわ…私…っ//

「言わないでください！//」

玲「ははっ笑」

「…てか今何時ですか？
私そろそろ寝ないとっ…」

玲「もう昼だぞ」

「えっ！？」

玲「あ～、ここ光入んないから」

なんで？とゆう私の思いが届いたのか、
玲於さんはヘッドホンを完全にはずして
私の横に座る

玲「俺、明るいの苦手なんだよね。
外行く時も基本帽子かぶるし」

だからそんなに白いんだ…

玲「外の光は、俺には眩しすぎる」

そう言った玲於さんの顔は、
どこか遠くを見つめていて、何かを思い出してるみたいだった。

「過去に…何かあったんですか…？」

玲於さんはゆっくりこっちを見た。

玲「月の光の方が好きなだけ」

「っ、」

玲「早く上もどれ。
お前には太陽の光が似合う」

「…はい」

玲「あ、そうだ」

私が部屋を出る時、玲於さんが囁いた

玲「もうお前ここ来んな」

「えっ？」

玲「抱いて欲しい時以外な…(ﾆﾔ」

「っ、！一生来ません！」

重たい扉を閉める

自分の部屋に帰りながら考える

玲於さんの目。

ここから入るなって線を引かれたように感じた。

皆は私を愛してくれて

私は皆に愛して欲しい

皆は、私を本当に愛してる？

私は皆を

_______本当に愛してる？