You are mine (ページ44)

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#44 ページ44

you side

みんなでご飯を食べて、それぞれの部屋に戻っていく

私は1人キッチンに残って、食器を洗っていた

慎「A、」

「慎さん？」

慎「それ終わったら俺の部屋来て」

「え？」

慎「写真の続き！」

待ってるから～
と言ってすぐに戻っていく

ところで、
家で写真って、何を撮るんだろ？

黙々とお皿を洗って、終わりがけの時だった

亜「手伝おうか？」

「っ、亜○さん！」

亜○さんとはあの日以来まともに話してない気がする

「大丈夫ですよ！
もう終わったところなので！」

亜「そっか…」

「亜○さん？」

何か、どこか元気がないように見えた

「何か、ありました？」

亜「…ううん、なんでもないんだ」

「そう…ですか…
あ、私慎さんの部屋行ってきますね」

そして、亜○さんの横を通り過ぎた時だった

亜「待って」

「っ、」

亜○さんが私の腕を掴んだ

強く、強く

亜「慎の…部屋？」

「っ、はい、写真の撮影があるって…うわ！」

次の瞬間、亜○さんは後ろから私を抱きしめ

亜「…馬鹿だね」

「え？」

亜「忘れないで」

「っ、」

亜「______君の初めては僕だから」