You are mine (ページ28)

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#28 ページ28

you side

亜「…悪い子だね」

「…え？」

そう言うと亜○さんは私の頬をそっと撫でた

亜「君は僕達に何もくれなかったじゃないか」

「っ…」

亜「僕達が君を大事に思ってるの知ってて、君は僕達を大事にしてくれた？」

「亜○…さん…」

亜「僕は、悪い子は嫌いだよ」

「っ…」

亜○さんが立ち上がる。

行ってしまう…捨てられる…捨てられる…、

「待って！」

亜○さんの腕にしがみついた

「私、いい子にします！」

亜「…僕達の言うこと、聞ける？」

「聞きます…聞くからっ…捨てないで…ｯ」

今分かった。

彼らが私を必要としてたはずが、
いつからか

亜「…いい子」

私が彼らを必要としてたんだ

亜○さんが頭を撫でてくれるのは久しぶりで、
とても安心して、幸せな気持ちになった

亜「おいで」

亜○さんに手を引かれてベットに戻る

頭がボーッとして何も考えられない

亜○さんの顔が近づいてきて、

唇がそっと重なった。

あぁ…これだ…私が欲しかったもの。

彼らからの愛

愛が欲しくて、欲しくて、たまらない

唇が離れて、亜○さんと見つめ合う

亜「やっと、その目で僕を見てくれたね…」

朦朧としていく意識の中で、彼の言葉が聞こえた

亜「もう君は完全に僕達のものだよ」