You are mine (ページ23)

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#23 ページ23

you side

お風呂に入ってから、自分の部屋に戻る

「今日もいろいろあったな…」

ｺﾝｺﾝｯ

「…はい？」

壱「あー。俺。壱馬。
今ちょっといい？」

「あっ、どうぞ」

急に壱馬さんが尋ねてきた

今度はちゃんと服を着てる

壱「あー、あのさ、」

「？」

壱「…この前は無理やりキスしたりしてごめん」

「えっ…」

壱「俺、焦ってたんやと思う。
あんたがどっか行きそうで」

「壱馬さん…」

壱「それ、謝りたくて」

壱馬さんって、意外と律儀なんだな

「…私を追いかけて来た人達を片付けてくれたって聞きました」

壱「っ、それは…//」

「ありがとうございます」

恥ずかしかったのか、照れる壱馬さん。

こんな顔もするんだ

壱「別にええよ…」

壱馬さんが私の頭にポンっと手を乗せる

「えっ…」

壱「いつでも守ったる」

「っ…ありがとうございます」

壱「おう、ほなおやすみ」

「おやすみなさい」

ガチャッと閉まるドア

「…守ってやる…か…」

そんなこと言われたことない。

"あんたがいるから！"

"あんたなんていなきゃ良かった"

あぁ…嫌なもの思い出した。

「もう寝よう…」