You are mine (ページ19)

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#19 ページ19

you side

目を開けると、そこは懐かしい部屋だった

ふと視線を横に向けると、
綺麗な紫のチューリップがあった

北人さんだ…

ガチャｯ

亜「あ、起きた？」

扉を開けて来たのは亜○さんだった

亜「あの後、A気を失ってさ」

「あのっ…あの人達は…」

亜「そらなら、もう龍友くんと壱馬が片付けた」

「…片付けた？」

片付けたって…どうゆうことだろう…

「っ…くはっ！」

亜「っ、A！？」

また体が熱くなる

「はぁ…はぁ…」

亜「悪いもの飲まされたみたいだね」

「っ…どうしたらっ…」

亜「大丈夫、安心して」

「っ…」

亜○さんが胸ポケットから何かを取り出した

亜「すぐ楽になるから、許してね…」

すると、亜○さんはその液体を口に含んで
そっと、唇が重なった

「んんっ…」

亜○さんに口をこじ開けられて
流れてくる水

「んんっ…」

亜「…飲んで」

「…ｺﾞｸｯ」

亜「いい子。もう大丈夫だから…」

「はぁ…はぁ…」

なかなか呼吸が戻らない

亜「っ…」

「亜○…さん…？」

亜「…もうちょっとだけ…いい？」

「えっ…もう大丈夫って…んっ！」

もう一度、重なった唇。

さっきとは違って、水は入ってこない

ただ、亜○さんが噛むように、食べるように

優しく、優しく、キスした

意識が朦朧としてきた中で、ギリギリ聞こえた声

亜「…ごめんね」