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玲於side




いた…



事務所の一室で、机に突っ伏しているAが見えた






玲「…おい、寝てんのか?」


「、、寝てない」


玲「ドラムの代わりだけど…」


「ごめん!まだ見つかってない!ほんとに、すぐ、すぐ探すから!お願い…待って…」




まるで俺らに捨てられるのを嫌がるかのように、ポロポロと言葉を投げてくるA






玲「ちがうって、隼の同級生がやってくれるって」


「ほんと!?」







顔をあげたあいつの目の周りは真っ赤だった




玲「…泣いたの?」


「え?」




自分でも気づいてなかったのか、目を触って驚いてるA




「ちょっと、ゴミが入っちゃって笑」


玲「お前さ」


「玲於くん!リハ戻らないと!私は、隼くんの同級生さんにお礼言わなきゃ」




部屋を出ていこうとするA





とっさに手をつかんだ





メンバーが誰も泣いてるところを見てない理由が分かった。忙しすぎて、泣く暇もなかったんだ





玲「お前さ!ちょっとは休んだら?」


「玲於くんより休んでるって!笑」


玲「さっきから、ちゃんと笑えてねえんだよ」


「っ…」





全然俺の方を見ないこいつ






玲「おい。こっち向けって!」






無理やり振り向かせた時のAは

涙をいっぱい目に溜めていた



はじめて見るAの泣き顔




玲「っ…!」


「ご、ごめん…グスッ
私、マネなのに、なんにもできなかった…ッ」


玲「なんでだよ。Aは1番に動いてたじゃん」


「でも、結局はみんながいなきゃ、駄目だった!」







泣いてたらけなしてやろうと思ってたのに…





今はこいつが背負ってるもの

俺が全部…全部…







グイッ









「れ、玲於くん!?//」

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作品ジャンル:恋愛
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GENE love - まあさのさん» ありがとうございます! 読んでるとすごいキュンキュンします! 続き楽しみです! (2019年3月26日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 全然大丈夫です! (2019年3月26日 9時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» 泣かないで~ こちらこそよろしくお願いしてます! 最初タメになってごめんなさい! (2019年3月24日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 泣いちゃいます…泣 これからもお願いします! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» いえいえ! すごくお気に入りの小説で読むの凄く楽しみなんです!  (2019年3月23日 23時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月18日 20時

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