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あなたside
「やっと終わったーー」
ってやば!こんな時間!終電もうないか〜」
しかたない…歩いて帰るか…
私の家は事務所からそう遠くない
ごく普通のマンションの2階だ
マネージャーだからといって、いい部屋に住めるわけでなく、仕事のしやすいこのへんの家を選んだ
○「いーりーえーちゃんっ!」
「えっ!?」
急に誰かの手によって視界がさえぎられた
この声は…
「もう!指輪痛いです、龍友くん」
龍「あ、ごめんごめん笑
そんなことより!女の子がこんな時間に1人は危ないで?」
ボーカルの数原龍友くん
いかつい見た目と強い関西弁から適当に見られがちだけど、歌に対する情熱とか感謝とかを忘れない
今もこうやって私の心配をしてくれている
誰も私なんて相手にしないのに…笑
「大丈夫です〜私なんか誰も相手にしません!」
龍「ええか、いりえちゃん。男はみんな怪獣やで?」
「えぇ〜?笑」
龍「あほ!真面目に聞かんかい!
あのな、いりえちゃんにとって信頼していい男は1人だけや!誰か分かるか?」
「うーーん…お父さんかな?」
龍「ちゃうわ!僕や僕!数原龍友ー!」
「1番怪獣に見えますけど?笑」
龍「いりえちゃん…結構言うな…」
「ははっ笑 冗談ですよ!頼りにしてます、」
龍「ってことで!僕がそこまで送ったろ!」
「えっ!?それは悪いです!
すぐそこですし…」
龍「うんるさいなぁー!言うこと聞け!」
「えぇ、、」
龍「よし!ほな行こか〜」
「うぇっ!?//」
数原龍友くんはとても優しい
でも、この人も、距離がおかしい…
今だって……
「手は繋がなくても…//」
龍「無理。龍ちゃんの大事なおててが冷たなるやろ?」
「おててって…笑」
龍「ええやんええやん!カイロ替わりやと思ってや」
……ほんと、心臓がいくつあっても足りない…
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GENE love - まあさのさん» ありがとうございます! 読んでるとすごいキュンキュンします! 続き楽しみです! (2019年3月26日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 全然大丈夫です! (2019年3月26日 9時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» 泣かないで~ こちらこそよろしくお願いしてます! 最初タメになってごめんなさい! (2019年3月24日 22時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
まあさの(プロフ) - GENE love さん» 泣いちゃいます…泣 これからもお願いします! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 4564d0de60 (このIDを非表示/違反報告)
GENE love - まあさのさん» いえいえ! すごくお気に入りの小説で読むの凄く楽しみなんです! (2019年3月23日 23時) (レス) id: 1e4df9a365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあさの | 作成日時:2019年3月18日 20時