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「僕そんなに激しくしないよ?」
『…なんの話をしてるんですか…。』
「え?セッ『あー!もう!違う!四六時中一緒に居たらド○○キして身体がもたないって言いたかったんです!』
「なにその可愛い理由!てっきり夜の営みの話かと思った!」
僕の嫁可愛い〜と言いながら、人前で堂々と抱きついてくるので、もう無になることにした。
「…やっぱ通報しましょうか。」
「だな。」
伏黒くんの呟きに、真希ちゃんが同意したので伏黒くんはスマホを構えた。
「こーらこらこらこら、恵ぃ。男の嫉妬はみっともないよ?」
五条先生の言葉に、伏黒くんは少しだけ赤くなる。
「別に…そんなんじゃないですよ。」
「ふ〜ん。本当かなぁ?ぶっちゃけ好きなんじゃないの〜?」
五条先生はニヤニヤしながら伏黒くんへ近づき、指で伏黒くんの頬を突っついている。
誰に対しても距離感がおかしいよな。
海外に出てもやっていけそうなスキンシップ力だ。
伏黒くんは超めんどくさそうな顔をしたあと、五条先生の手を掴み、真顔になった。
「美澄先輩が誰と一緒になろうが別に構いませんが、美澄先輩を泣かせたらここにいる全員が五条先生のことを殺しにかかりますよ。」
伏黒くんの言葉に皆がうんうんと頷いた。
五条先生は一瞬キョトンとした顔をした後、自信たっぷりな笑顔で言い切った。
「その心配は無用だよ。僕Aのこと世界で1番幸せにするって決めてるしね。」
伏黒くんはその言葉に一瞬だけ驚いた顔をしたが、すぐに少しだけ口角を上げた。
「…その言葉、一生忘れないでくださいよ。」
五条先生と伏黒くんの間には、誰も介入できないような深い絆が結ばれているような気がした。
「じゃあ、とりあえず美澄先輩のおかえり・誕生日会しよーぜ!」
虎杖くんは並べられたピザやケーキが食べたくて、仕方なかったらしい。
待ちきれない様子で声をあげた。
「よし!みんなコップ持ってー!」
五条先生の声にみんなコップを手に持つ。
「では!Aの東京校への出戻りと誕生日を祝して!乾杯!!」
「「「「「『かんぱーい!』」」」」」
『…でも、出戻りって言い方はやめて……。』
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ユリ.(プロフ) - riyaさん» こんばんは!楽しみにお待ちいただいて、ありがとうございます(^^)実はまだ1行しか書いていないので、2話くらいかけたらパスワード外して公開しますね。もうしばらくお待ちください!! (2021年6月19日 23時) (レス) id: f91a1710c7 (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - こんばんは。続編のパスワード教えて下さい。楽しみに待ってます (2021年6月19日 23時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユリ.(プロフ) - あぷるさん» ありがとうございます!あぷるさんの心の支えの一部にでもなれたなら、とても光栄です!!そうなんです…切ない系の恋が大好きすぎて、何度もすれ違わせてしまいました。そして続編でも…すれ違う予定です。(笑)!優しいお言葉もありがとうございます☆ (2021年6月16日 21時) (レス) id: f91a1710c7 (このIDを非表示/違反報告)
あぷる - 完結本当におめでとうございます。最近の心の支えだったといっても過言ではないです!笑 すれ違いを重ねる恋がもどかしくって…完結と思うと寂しいですがまた新作などがありましたら飛んできます!!お疲れ様でした。いつか結婚式をユリさんが挙げれること祈っています (2021年6月15日 18時) (レス) id: 9ae6da1d4e (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - そうなんですか!楽しんでコメント読んでいただいて光栄でござりまする。(ほぼ素) (2021年6月15日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリ. | 作成日時:2021年5月6日 0時