34話です受験終わったぁぁ ページ45
side A
菜月、小鳥遊克服作戦(隠密)
そんなことが実行されているとは知らず、
私の隣には愛蔵くんがぐっすりと寝ていた
前に、「愛蔵は低血圧だから寝起きが悪い」と勇次郎が言っていたのを思い出す。
愛蔵くん、大丈夫かな
昨日も仕事があったようで､疲れてそうだった。
そんなことを思っていたらサービスエリアに着いた。
流石に一回､起こした方がいいよね？
「‥愛蔵くん､起きてー‥」
全く起きない
「愛蔵くん､起きて」
愛蔵くんの頬を軽く捻りながら、呟く
「愛蔵くん！！起きて！」
「‥んー」
やっと、目を覚ましたらしい
「愛蔵くん、一回起きて‥うぁっ」
手を引っ張られて愛蔵くんの方へ引き寄せられる
そのままの勢いでぽすっと愛蔵くんとハグしてしまう形に収まった
顔が、だんだん熱くなる
「あ、いぞ‥くん//////」
心臓の音がばくばく言っている
急に、小鳥遊くんと話したことが頭に浮かぶ
『え、そうなの？でも、染谷の従姉妹ちゃんは愛蔵のこと好きでしょ？違う？』
好き
よくわからない、そう言って済ませていた
たぶん私‥
愛蔵くんのことが、好き。
実感しただけで
体の熱が上がったように思えた。
もう少し
このままがいい
愛蔵くんの寝息と
愛蔵くんの体温が心地よくて
私もすぐに寝てしまった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
おまけ
side 愛蔵
ふと、目を覚ます。
いつもは寝起きが悪い俺も、すぐに起きれた
それほど寝ていたということだろうか。
腕の中になにかがいる
ふと、見るとAだった。
まだ、目的地には到着しないようなので、幸い誰にも見られることはなかったのだろうが、
俺のその時の驚きようったらあったもんじゃない
何で
いつ、
どうして
そんな言葉が全部、出てきては消え
顔の熱が上がるのがわかった俺は
ひとまず、窓の外を見ることにした。
落ち着け、落ち着け、俺。
落ち着けよ、俺。
ちらっと横目でAを見る
寝息をたてているAが不覚にもかわいいと思ってしまって
俺の理性が持ちそうにないので、とりあえず起こすことにした
あとから田原のやつに俺とAが寝ているときの写真を送られて来て、田中にチクったのは言うまでもない
「田原さん、だからやめなって言ったのに‥」
今日も世界は平和だった
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ひな - ぴすまなさん» あああああああああああ！最高です！こんにちはぁぁぁ(?)僕個人的に勇次郎推してるのどぇ((( 勇次郎落ちにならないかな…………なんて私なんかがすいませんんんんんん！ (2021年3月10日 17時) (
レス) id: d1125eaad7 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ぴすまなさん» いつでも待ちます！たまには休んで頑張ってくださいね(｀･ω･´)ふんすっ！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
ぴすまな(プロフ) - リンゴさん» リンゴさん！！毎回温かいコメント本当にありがとうございます！全力で頑張ってきますのでそれまで、待っていただけると嬉しいです！！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 450cbd4257 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ゆっくり落ち着いたらで大丈夫です！この時期忙しいのでご無理はしないでくださいね！ (2020年2月25日 20時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - いえいえ！！ご無理をなさらず頑張ってくださいね！ファンとして応援してます！ (2020年1月6日 21時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴすまな x他1人 | 作成日時：2019年12月14日 21時
