18話っ！！！いええええええいっ！！ ページ22
sideA
靴箱が、荒らされていた。
上履きはあるけど、それも汚れている。
「っ！？な、なに…」
そばには名前も知らない虫の死骸まであった。
「…？どうかした？？」
愛蔵君が、話しかけてくる。
こんなの、見せられないよ
「な、なんでもないっ！あ、私ちょっとやることあるから、先行っててくれる？？」
慌てて言い訳をする。
「そ、そっか。なら、先に行くから。」
そう言って彼は行った。
わかってる。私のせい
こんなの、慣れてる。
二回目なんだから、もう、慣れた。
大丈夫、大丈夫
大丈夫…なのに…
「…A？」
勇次郎だった。
「お、おはよ！！元気！？」
「元気だけど。なに。行かないの？？」
「や、やること、あるから…は、早く行って！！」
「は、なんなの…！」
「は、早くっ！！」
「…わかったから…」
絶対、見られた
見られちゃった。
嫌だ。
嫌だよ
こんなの、嫌だよ。
『マジでゴミだよね』
『いやもう無理だわ』
『きっしょ』
『ブスが何言ったってブスなんだからw』
『調子のってんじゃないわよ』
『ゴキブリの分際で人間様に意見すんの？ww無理笑うんだけどw』
『なんで学校来てんの？』
『なんで存在してるの？』
『なんのために生きてんの？』
「Aっ！！！！！」
「っ！？」
ふと後ろを向くと、さっき見送ったはずの愛蔵君だった。
「…俺がいるから。」
顔を赤くして、言う。
「あ、あ、愛蔵君…これ、私の問題だから、大丈夫…」
「大丈夫じゃねえじゃん！」
心の中を、見透かされた
「大丈夫に見えたら、俺ここに来てないから！」
「…愛蔵君っ…」
目から涙がこぼれる。
見せたくないのに、拭っても拭っても拭いきれない
喋ろうとするほど、
隠そうとするほど、
溢れて止まらない
「っ/////」
気がつけば、彼の腕のなかにいた
「落ち着いて、大丈夫だから。」
「う、うんっ…」
「俺がいるから。一人じゃないから。」
「…うん」
「…俺が、守るから」
「…へ？」
安心しきっていたら、突然言われた言葉に反応しきれなかった
「だから、お前は俺に守られとけ。」
「っ、/////」
顔を赤くしながらも、伝えてくれたそれは
さっきまで荒んでいた私の胸が
心が
温かくなった。
「ありがとう…」
それしか伝えられなかったけど
この人に守られたいって
思えたんだ
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ひな - ぴすまなさん» あああああああああああ！最高です！こんにちはぁぁぁ(?)僕個人的に勇次郎推してるのどぇ((( 勇次郎落ちにならないかな…………なんて私なんかがすいませんんんんんん！ (2021年3月10日 17時) (
レス) id: d1125eaad7 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ぴすまなさん» いつでも待ちます！たまには休んで頑張ってくださいね(｀･ω･´)ふんすっ！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
ぴすまな(プロフ) - リンゴさん» リンゴさん！！毎回温かいコメント本当にありがとうございます！全力で頑張ってきますのでそれまで、待っていただけると嬉しいです！！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 450cbd4257 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ゆっくり落ち着いたらで大丈夫です！この時期忙しいのでご無理はしないでくださいね！ (2020年2月25日 20時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - いえいえ！！ご無理をなさらず頑張ってくださいね！ファンとして応援してます！ (2020年1月6日 21時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴすまな x他1人 | 作成日時：2019年12月14日 21時
