累くん*来世でエンド ページ49
『……累くんはいるかな?』
鬼1「……え、その着物は」
『累くんに貰ったの』
鬼2「本気か!?それを着てもしお前が鬼になったとしたら二度と太陽の下を歩けないんだぞ!?」
『それも嫌だけど……善逸っていう子にずっと追いかけられてて殺されるかもしれないなら、私は鬼になった方がいいと思ってね』
鬼1「馬鹿なことはやめろって!」
累「騒がしいな、Aが言ってるんだから別にいいでしょ」
鬼2「あ、え……累、なんでここに」
累「兄さんたちは向こうに行ってて。ここにAが居なかったら殺してたから」
鬼1「ヒッ……ごめん」
すると鬼達はどこかへ逃げていった
累「ごめんね驚かせて。着てくれたんだ、その着物」
『うん、あのね、累くん聞いて』
『私を鬼にして』
累「!!本当!?」
『もう人間でいることは飽きちゃってね』
累「なら僕のお嫁さんになってよ」
『へぁ!?よ、よよ、嫁ぇ!?』
累「嫌?」
『いやいやいやいや!なんで私が!?』
累「前も言ったでしょ、一目惚れだって」
『ほんまや』
累「でも君は鬼になるより人間の方が綺麗だよ」
『そうかな??』
累「ならAは人間のままでいい。だから僕がAを守るから安心して」
『……ありがとう、本当に』
ぜ「こんなところで駆け落ちですか?お二人さんよ」
『!?』
なんでここに善逸が
累「……前は逃がしてあげたのに、今更なんなの」
ぜ「逃げてあげたの間違いでしょ?もしあの時逃げてなかったら、君は死んでいたんだから」
累「本当に腹が立つ人間だな」
ぜ「ほら、もう死んじゃった♡」
累「は?、え、」
累くんの頭を善逸が持っていた
『累くん!!大丈夫!?』
累「……ごめんね、もう約束破っちゃった」
『うそ、ねぇなんで、累くん、行かないでよ』
ぜ「ほらほら……もうこいつ消えていってるよ?」
累「ぐ……A、あの約束だけは、破らないから、僕の事、忘れないで、」
『忘れない!忘れないから!死なないで!』
累くんは最後に微笑んで私の前からいなくなった
ぜ「さーてと、Aちゃん酷いなぁ……。僕がいるのに、駆け落ちなんてしてさ」
『やめてよ、私から奪わないでよ』
ぜ「……あーあ、もう許さない」
ザシュッ
『がはぁっっ!!!ぐあぁ……』
左胸を刺されて、上手く息ができない
ぜ「アイツに染まったAちゃんなんて、要ーらない」
ザシュッザシュッ
そう言いながら私の体を滅多刺しにした
そこで私は息絶えた
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ぎゆさね推し - まなまなくんさん» 推しにピンクされるなんてもう最k((殴 (2020年3月14日 22時) (レス) id: e3a1c753c0 (このIDを非表示/違反報告)
まなまなくん(プロフ) - ぎゆさね推しさん» あーん嬉し((ほんとありがとうございます!もう作品作るのほんと頑張ります笑 (2020年3月14日 22時) (レス) id: 30826064f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆさね推し - まなまなくんさん» 何回も読んでますw普通に飽きることはないです。貴方は、小説の神様から生まれてきたんですね(^ - ^) (2020年3月14日 22時) (レス) id: e3a1c753c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆさね推し - ヤンデレ系めっちゃ好きなんでよければまたこうゆうの書いてください (2020年3月14日 22時) (レス) id: e3a1c753c0 (このIDを非表示/違反報告)
まなまなくん(プロフ) - ぎゆさね推しさん» なんですと!?めっちゃ嬉しいです! (2020年3月14日 22時) (レス) id: 30826064f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まなまなくん | 作成日時:2020年1月25日 20時