堀尾の姉は青春学園の副生徒会長 第九弾

テニス395 ページ15

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リョーマからのサーブで試合が再開



始め、ツイストを打ったリョーマだがケビンはそれを軽々と打ち返した後、ケビンがあの技を打つ構えをした






その時、リョーマは何故か帽子の鍔を下げて目元を隠し、不敵に笑う。




その行動に私達は驚く。







『ぁ……』






そして私がその真意に気付くと同時にリョーマはケビンのボールを打ち返した






審判｢ワンゼロ！越前トゥーリード！｣








敵チームの彼らは破られた事を認めたく無いのか、ケビンに激励を飛ばし励ます



だけど………………






『彼らには悪いけど………リョーマはあの技の突破口を開いたよ。』






彼は人一倍動体視力が良いせいで、見えなくても良い残像までもが見えてしまう。そのせいで自身を追い詰める結果となってしまった

けど、それは目を隠せば済む話。



だけどそれは "見えなくても良い残像" を消せるってだけで、私達も "見えている残像" は消えない





そこでもう一つの解決策、

それが影。



影はどんな物体にも付いて回る存在。


だけど、残像は物体じゃない


物体では無い、と言う事は影がない



つまり、影がある球が本物のボール





『打てる球。』





リョーマはそれを見つけた。









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