懐かしい人 ページ10
.
そう声をかけた途端、皆がこちらを振り向いたかと思ったら
高校生達が一斉に私に向かってきた。
「「「そのボールを俺によこせぇっ!!!」」」
『えっ、はっ!?ちょっ…………!?』
そんなに来るとは思ってなかったんだけど……っ!?
怖い形相で此方に迫ってくる彼らにビビって、体を仰け反らせるも
背もたれの無いベンチに座っていることに気付く。
……だが、時すでに遅し。
私は重力に逆らえず、後ろから転げ落ちそうになる
が、
突然後ろから誰かに抱き締められて、ボールを持っていた手をガッシリと掴まれる。
途端、ふわり、と匂った懐かしい香りにハッとする
「残念だけど、これ、俺のボールだから。」
耳元で吐かれたその声に、私は嬉しさを隠しきれなかった。
.
209人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サキ - まおちゃん。大丈夫?私は、待つからね。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 返信遅れてごめんね。受験大変だと思うけど、頑張って!応援してるよ。体調には、気おつけてね。 (2019年11月9日 22時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» お久しぶり~!うん、もう凄い元気w (2019年10月6日 22時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 久しぶりの占ツク。まおちゃん、元気? (2019年10月4日 23時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» そうだね……うん!!ありがとう!お互い頑張ろう!!\(^o^)/ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まおまお♪ | 作成日時:2018年12月13日 23時