黒部コーチ。 ページ6
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インカムをONにし、横に居た黒部コーチに『試験開始します』と、小さく合図をだす。
するとコーチが頷き、私はそのタイミングでインカムに向かって『お願いします』と言い、通信を切る。
と、黒部コーチが目敏く中学生達の事について話し込んでいた2人の高校生達を見つけ
手に持っていたメガホンでコート降格を言い渡し、それと同時に皆がこちらを一斉に振り返る
……皆が目を見開いたのが分かった。
「Aっ!!?」
「はぁッ!!?何であいつがこんな所に……!」
「Aのねーちゃんや!白石!ねーちゃんがおるでぇ!」
英二、岳人、金ちゃんの声が特に大きく聞こえる
「おい、ここに女なんていたか……?」
「いや、そんな筈……」
「誰だ、あいつ……」
高校生達にも
困惑、どよめきが起きる。
まぁ、そりゃそうか……。
一人一人の質問に答えたくなるが、時間が無いのでその衝動を抑え、私は沈黙する
「初めまして。監督不在の間、この合宿の指導を任されている戦略コーチの黒部です。
諸君、知っての通り、今回は高校生246名に中学生選抜50名を加える事となりました。」
「50名……?」
桃がポツリと呟いた。
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サキ - まおちゃん。大丈夫?私は、待つからね。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 返信遅れてごめんね。受験大変だと思うけど、頑張って!応援してるよ。体調には、気おつけてね。 (2019年11月9日 22時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» お久しぶり~!うん、もう凄い元気w (2019年10月6日 22時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 久しぶりの占ツク。まおちゃん、元気? (2019年10月4日 23時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» そうだね……うん!!ありがとう!お互い頑張ろう!!\(^o^)/ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まおまお♪ | 作成日時:2018年12月13日 23時