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浅はか ページ24

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『サービスエース。ですねっ?』


「く、くっそ……嘘だろ……。」


『どうです?佐々部さん。やめますか?』


「ま、まだだ!!今度は俺が……っ!」







「見苦しいぜッ!!!」



「相手の力量も見破れないなんて浅はかな子達だね。」






突如、声が聞こえたかと思えば階段の上から3人の男達が姿を現し、コート内に入ってきた






「ボールを取れなかったやつはさっさと帰れ。これ以上醜態を晒すんじゃねぇっ!!!」





「あ、兄貴……!」






すると彼らを見た途端、ゾロゾロと高校生達は踵を返し、門の方向へと歩いていく






「ええっ!?ちょぉ待ってぇや!!ワイまだひとつも試合してへんでっ?!」



「ごめんねぇ、ここでの勝手な試合は本来、禁止なんだ……ね、新人監視員さん?」





右手で襟元を弄り、にこりと微笑みながら私にそう問い掛ける彼…………入江奏多。






『!、入江……さん。』






そして入江の横にいる「兄貴」と呼ばれていた彼は鬼十次郎で、


その後ろ立っているのは徳川カズヤ。




全員、一軍入り出来るほどの実力を持つ有力な二軍選手だ





「俺達と戦いたければ、シャッフルマッチを勝ち抜いてこい。」


「ふざけんなぁッ!テメェら高校生の方から突っかかってきたんだろーが!!」






鬼の言葉にカチンときたのか、亜久津が大声を上げる。






「言っておくが、貴様らが試合したのは10番コート以下のヤツらだ。良い気になるな。」






そう言って3人は踵を返して去っていこうとするが、それを亜久津が阻止する





「だったらテメェらは何番コートなんだよ。木偶の坊。俺が今すぐぶっ潰してやるよ」






その言葉に鬼がピクリと反応し、後ろを振り返った

その目付きはまさに「鬼」



自分が睨まれた訳では無いのにこちらまで萎縮してしまった。









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名乗り→←案外強い



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作品ジャンル:恋愛
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サキ - まおちゃん。大丈夫?私は、待つからね。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 返信遅れてごめんね。受験大変だと思うけど、頑張って!応援してるよ。体調には、気おつけてね。 (2019年11月9日 22時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» お久しぶり~!うん、もう凄い元気w (2019年10月6日 22時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)
サキ - 久しぶりの占ツク。まおちゃん、元気? (2019年10月4日 23時) (レス) id: 67ee969d2e (このIDを非表示/違反報告)
まおまお♪(プロフ) - サキさん» そうだね……うん!!ありがとう!お互い頑張ろう!!\(^o^)/ (2019年8月8日 20時) (レス) id: 8459263070 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まおまお♪ | 作成日時:2018年12月13日 23時

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