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○ ページ31
でも彼女は僕に心を開いてくれた訳じゃなかった。
『記憶を見たからって人の考えまでは探れない。
あなたを信用した訳じゃないから。』
と冷たく言われた。
そして吹雪が止み、2人で基地を抜け出した。
友人達と再開した時は涙が出たよ。
友人達にはAは同じく遭難した人だと説明し
それから僕はまず彼女を僕のラボに連れて行き
検査した。
誰かに検査をしてもらうよりかは
自分でした方が良いと判断したから。
すると
彼女の身体は全ての代謝機能を強化していて
筋肉中の疲労毒の増加を妨ぐこともでき
そして多くの病気に対しても
免疫を持っていることが分かった。
言えばキャプテン・アメリカと同じだった。
普通の人間じゃない。
たぶん血清か何か打たれている。
さらに彼女の脳内を調べると
記憶を維持させる機能を持つ箇所が
普通の人間の何十倍も発達していた。
これを知った時に手が震えたよ。
僕はとんでもない人を見つけたと。
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作者名:mana* | 作成日時:2017年4月25日 15時