Civil War － After story － (ページ25)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:96,838 hit

○ ページ25

そう言って彼女が進むと
リビングらしき所に入った。

日当たりが良い場所だ。

すると男が現れた。

天然パーマなのか寝癖なのか分からない髪。
前髪は目まで被っていて
眼鏡をかけている、一見弱そうな白衣を着た
180cmくらいの男が、こちらに近づいて来た。

男は私達に気づいていなかった。

『A…
呼ぶならちゃんと前もって呼んでもらえるかな？』

『そんなことを言われても
いきなり怪我をしたら
前もってなんて無理でしょ？』

『…君、どこを怪我してるの？』

『私じゃなくて彼よ。』

そう言って彼女が体を斜めると
その男とスティーブを顔合わせた。

『A、彼は…』

その男は顔を驚かせていた。

『紹介するわ。
彼はジュン・クロセ(黒瀬純)。医者よ。
ジュン、あなたは彼らのことを
知っているわよね？』

『…ああ、スティーブ・ロジャース。
１９１８年７月４日生まれ。
生まれはニューヨーク市マンハッタン区だけど
育ちはブルックリン。
そしてキャプテン・アメリカとして
世界を守っている男…

そしてみなさんはアベンジャーズ！！！』

『元だけどな』

『そんなの関係ありません！！
お会いできて光栄です！！！
僕、あなた達の大ファンなんです！！！
握手しても良いですか！？』

『ジュン！！』

彼女はキラキラと目を輝かせているジュンを
静止させる。

『彼は腕を怪我しているのよ？
あなたと握手なんかしたらもっと血が流れる！
早く治療してあげて！』

『ごめん…つい…それじゃあこちらへ』