これは奇跡と呼ぶものか (ページ41)

今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:142,100 hit

奇跡と迷いページ41

山田side

彼女を困らせてしまった・・・。
今までの彼女の態度が嫌そうではなかったから、正直に気持ちを伝えた。

彼女は自分より、俺がプロ野球選手という自覚を持っていたみたいで、自分の気持ちよりも世間体を気にしている。ここは、俺が大丈夫とでも言えば良いのだけれど、彼女は思っているより慎重だから多分納得してくれない。

哲「ほんま急に言ってごめんな？」

A「何をですか？」

哲「告白」

A「/////・・・・こちらこそすみません、また渋ってしまって。」

哲「大丈夫やで、待っとるから。」

A「ありがとうございます。」

哲「あと作りおきありがとな。これで一人の時でも、Aちゃんのご飯食えるわ(笑)」

A「やめて下さいよ(笑)照れます。」

Aside

その日はとりあえず、ご飯を食べてから少しゆっくりして哲人さんの家を出た。

・・・野球選手との生活。野球選手を支える生活。
夢のまた夢だと思ってた。有名人と付き合うこと、一度は夢に見る事だと思う。
でも、実際に自分の身にそのことが起こると全てが怖くなる。

A「そもそも私は、哲人さんと7歳も歳が離れてるし。一般人だし、まだ学生だし。」

ぶつぶつ言いながら歩く私はさぞ不審者だろう。
本当はすごく嬉しい・・・・、でも哲人さんはすごく人気だからそのファンからの視線が怖い。

どうすればいいの・・・。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

こんばんは、しんです。

亀更新になって申し訳ありません！！
実は、物語が行き留まりまして……

どうにかこのスランプを抜け出そうと思って頑張ってます。今後ともよろしくお願いします。