いい匂い ページ39
山田side
夕飯の準備をするといってAちゃんが出て行ってから少し寝た。
哲「ええ匂いする・・・。」
煮物系を作っているのか、いい匂いがしてきた。
料理している姿を見たいと思いキッチンの方に向かう。
A「哲人さん、起きたんですね(笑)おはようございます。」
哲「ええ匂いしたから起きたわ(笑)何作っとるん?」
A「肉じゃがです。あと、何個か作り置きしたので良かったら食べて下さいね。」
哲「ほんまに?・・・・・・・ありがとう。」
ギュッ
A「え・・・、哲人さん料理中ですから離れて下さい・・・・。」
哲「料理中じゃなかったらええの?」
A「それは・・・・、だめです。」
哲「なんで?」
A「そういうのはなんの関係もない女の人にやっちゃいけません。」
哲「わかっとるよ、そんなん。Aちゃんは関係ない女の人やあらへんし。」
A「私は哲人さんのなんでもないひとですよ?」
この際だから、思い切ってもええなって思った。
哲「俺、Aちゃんのこと好きやねん。本気で。せやから付き合って欲しい。」
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作者名:しん | 作成日時:2019年9月22日 17時