あの子 ページ32
山田side
結構楽しい時間を過ごして彼女は家にかえるというので
とりあえず家の住所だけを伝えておく。
哲「はい、これ俺の住所。もしなんかあったら、ここ来てええから。あ、でも来るときは連絡入れてな。」
A「はい、わかりました。山田さ」
哲「哲人やろ？」
A「・・・・哲人さんもなにかなくても良いので連絡入れて下さいね(笑)」
哲「おう、そうするわ。」
A「それでは、長い時間ありがとうございました。これからも試合頑張って楽しんでください。」
哲「おう、ありがとう。」
A「それでは、また。」
帰ってしまった・・・。
人がいなくなった自分の家は無駄に広く感じた。
哲「さみしいな・・・・。」
今まで一人で過ごしとったんにな、なんか自分に笑えてくるわ。
哲「でも、冷蔵庫の話しになったときにAちゃん悲しそうな顔しとったな。」
自分なりに理由を考える。
しかし、何一つ悲しくなる理由が思いつかない。
そんなことを考えていると、勇人さんから連絡が来た。
勇「お前、暇か？」
哲「暇ですよ。なんかありました？」
勇「今近くにおんねん。家に行ってええ？」
哲「いいですよ。」
勇「じゃあ、今行くわ。酒何がええ？」
哲「何でもいいですよ。」
そっから数分で勇人さんがきた。
勇「なんか女の気配がするな(笑)」
哲「え、なんすかハンターすか勇人さん(笑)少し前までおったんですよ。」
勇「え？まじで？やるやん(笑)」
哲「勇人さんは早くパートナーを見つけた方がええですよ。」
勇「余計なお世話やわ(笑)」
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作者名：しん | 作成日時：2019年9月22日 17時
