これは奇跡と呼ぶものか (ページ21)

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山田side

勢いで約束してもうたけど俺の心臓持つか？
勢いは大事やねん、わかってる。けど、7歳も歳の離れてる子を誘ってご飯とか。

哲「慎吾さん、どうしたら良いんすかね？」

慎「は？なにが？・・・哲人、主語を付けろ主語を。」

哲「この遠征が終わったら女の子とご飯に行くんすけど。」

慎「え？お前新しい子？」

哲「そういう言い方せんでください(笑)今度は俺から声かけたんすよ。」

慎「へぇ、哲人から声かけたんだ。珍しいね。」

哲「でもその子俺より7歳年下なんすよ。」

慎「7つも下！？村上と同い年って事？」

哲「そうなんすよ。」

慎「え？哲人ついにパパ活し始めたの？」

哲「なんすか、パパ活って？」

慎「まぁ、いいや。聞かなかったことにして。・・・それで？哲人はそのことどうなりたいの？」

哲「仲良くなりたいっす。」

慎「じゃあ、怖がらせないように優しく接することだね。」
哲「そうしてるつもりではいるんですけど。なかなか壁が越えられないって言うか。」

慎「今まで何回会ったの？」

哲「まだ2回っす。」

慎「じゃあ、そんなもんだ。まだまだ、これからだから焦る必要無いだろ。」

哲「そうっすかね。・・・・ありがとうございます。なんか上手くいく気がしてきました。」

慎「よし、頑張れよ。それじゃあ、報告待ってるぞ。」

哲「はい(笑)」

慎吾さんは頼りになる。こういう時に話しを聞いてもらえる人がいるって恵まれてるな。

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山田選手悶々ターンでした(笑)

作者は、アップして書いての繰り返しなので更新が早くありません。
よろしくお願いします。