あれから ページ14
Aside
この前のように、入り口で待っている。
ただ、この間と違うのは球場と誰が来るのかわかっているということ。
哲「こんばんは。」
A「こんばんは。」
哲「遅くまで待たせてごめんな。やっぱり、人が多いとあんまり良くないからな。」
A「あ・・・、その私もすみません。この間の返事を渋ってしまったばかりに。」
哲「別に気にしてへんからええよ。」
A「そう・・・なんですか？」
哲「ん、大丈夫やで。・・・・そんで、今日は交換してくれる？」
A「はい。今日はかっこいいホームランも見れましたし、交換します。」
哲「ほんまに！？ほんまにええの？」
A「いいですよ(笑)約束したじゃないですか。流石にそこまで酷い女じゃないです。」
哲「やった！！ありがとう。」
そう微笑んだ、彼に少しドキッとしたのは秘密。
哲「そやったら、今度から連絡してもいいん？」
A「いいですよ。いつも連絡を取れるわけじゃないですけど、いいですか？」
哲「そんなんいいに決まってるやん！交換してくれるだけでも嬉しいわ！」
A「そうですか(笑)」
こんなに素直に嬉しいと言われたのはもしかして生まれてから初めてかもしれない。
この人に何かを素直に言うなら、
私を見つけてくれてありがとう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なんかしんみりしちゃいました。
山田選手はようやく、主人公ちゃんの連絡先をゲット出来ました。
これから頑張って進展させます！
よろしくお願いします。
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作者名：しん | 作成日時：2019年9月22日 17時
