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【hk side】
その日の夜。俺たちはこーちが寝た後、誕生日のサプライズについて話し合うために、Rollingに5人で集まっている。
樹「漫才をジェシーと慎太郎、弾き語りをジェシーと好きぴ…………っておい！主催者！お前は何もしねーつもりか？！」
北「ふふ……俺にはこーちの幸せそうな顔を見る、っていう重要な任務があんのよ…………」
樹「はぁ？！俺らはこーちの誕生日会ならぬ、てめぇらに幸せになってもらうシルバー会に付き合わされんのかよ？！」
ジ「まーまー！落ち着いて！俺は全然それでいいと思うけど……北ちゃん、もう俺のおしり蹴らないでよ……？」
キレる樹に対して、優しく宥めるジェシー。最初はこーちとの距離感にイライラしていたけれど、こいつは本当に、非の打ち所が無い良い奴で。
こーちを笑顔にしてくれるなら、むしろずっとそばに居てやって、とさえ思えるようになった。
……………だけど、だけど……………………。
ジ「あと俺ね、いい事思いついたんだよ。家で見つけた物があってさ……これ、取っておきのプレゼントになると思うの」
そう言ってジェシーはいつものような突拍子のないことを言い出した。
……………悔しいけど、それは本当に素敵なアイデアで。皆顔を見合わせて、「それいい！！！！」と、声を合わせた。
…………………………そう。こいつの、こういう所。
俺たちを、斬新な切り口で笑顔にさせてくれるところ。
こいつにしかない特性。こーちともすぐ仲良くなれた理由は、ここにあるはず。
好きなところで、嫌いなところ。
今は本当に幸せだけど、こーちがこいつの魅力にあっさり魅せられて、俺から離れてしまったらどうしよう。
最近そう考えると、焦りでどうにかなってしまいそうで。
高「んぁ…………あれ、お前ら。やっぱり、声聞こえると思ったら…………何してんの……………？」
その時、寝ぼけ眼で2階からこーちが降りてきた。
やめろ……………………こいつらの前で、そんな無防備な顔すんな。
北「ごめん、起こして。………皆、遅くまでありがとう。この話の続きはまた今度しよう」
俺はそう言って皆を送り出して、こーちの肩を抱いてそそくさと2階へ上がった。
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
