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大「あれ.......今日こーちは」
開店後。いつものカウンター席に座るいけ好かない奴に話しかけられる。
北「.......風邪。2階で寝てる」
大「そう.....、じゃあ子守唄歌ってやるか」
北「いらない」
あー.........やばい。全然仕事にならない。体調が心配なのももちろんあるけど、か弱い声で言われた「北斗と一緒にいたくない」がグッサリと俺の胸に刺さってて...........。
樹「.....それにしても元気無さすぎだろ。ネガティブオーラがいつにも増して酷いぞ」
大丈夫か、と樹に背中を叩かれる。はぁ.....こいつならどう思うんだろ.....、、。
北「こーちがさ.......俺と一緒にいたくない、って言ったんだよ.....そんな都合悪いセリフ、聞き間違えるわけないよな.........」
樹「えぇ...........そんなん言ったの？アイツが？なんでぇ.....？もしかしてジェシー関連.....？」
だよな...........流石のお前でもそうなるよな.......。あの穏やかな、人を一切拒絶しないで有名な、こーちが。
樹は「まぁ.......寝ぼけてたとか？体調悪かったんだし.......？」と苦し紛れの慰めの言葉を掛けてくれるが、その態度が俺の胸を余計に抉る。
俺が絶望の特大ため息を吐いた時、カラン、と来店を知らせる鐘が鳴った。俺は貼り付けた笑顔で客を迎える。
北「いらっしゃ..........あ゛...........」
大「...........あれ。噂のクソバイリンガルじゃん」
クッソが............！！こんな時に現れてくれるなよ...！！！
ジ「お邪魔します！！こーちいますか！！」
北「いません！！いませんけど！！！」
俺が鼻息荒く対抗すると、樹がそれを見て爆笑している。いや笑うな。一大事だろうが！
樹「はっはっ.......やべぇ、タイミング良すぎ.........ジェシー.....だよな？久しぶりじゃん。」
北「アイツ今日休みなんで。」
俺の言葉にジェシーはしゅうん.....と肩を落とす。
ジ「そんなぁ.......折角来れたのに。俺と運命の赤い糸で繋がってるのに！」
北「そんなもんないわ.......あっても俺が食いちぎる」
俺がギロリとジェシーを睨みつけると、樹が引き気味に微笑して俺らの間に入る。
樹「なぁ.....こーちに気安く近付こうとしない方がいいよ.....？アイツにはこの狂犬がついてるから」
樹にそう言われて俺を一瞥するも、ソイツは特に気にも止めずにこりと笑う。
ジ「ここの元のオーナー...俺のじいちゃんなんだよね」
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ななみや(プロフ) - ぽむさん» ぽむさん、コメントありがとうございます！jsくんもこれから追い上げてくる予感です…！今後も暖かい目で見守って頂けると嬉しいです！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - まさかの展開すぎて驚いてます！そんな繋がりがあったなんて！！今後どうなっていくのか気になりすぎます(∝'∽'∝) (2022年9月22日 21時) (レス) id: 6e0ba5629e (このIDを非表示/違反報告)
ななみや(プロフ) - すずめさん» すずめさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(;_;)更新頑張りますね、楽しんで頂けますように…！！ (2022年9月7日 22時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月6日 21時
